引っ越しは人生においても大きな転機であり、一大イベントですよね。
新しい部屋にどんなインテリアを置くか、家具の配置はどうするかなど、考えるたけでも楽しいものです。
どうせなら新しい生活をより良いものにするために、新居に風水を取り入れて開運してみてはいかがでしょうか。
風水といえば、運気がどうとか悪い気がどうとか、少し胡散臭い印象を持つ人もいるかもしれませんが、風水は簡単に取り入れられるものも多いです。
例えば「西の方角に黄色いアイテムを置くと金運がアップする」とかは有名ですね。
おまじない程度の軽い気持ちで実践できることだけ取り入れてみて、それで本当に開運できれば儲けものです。
この記事では引っ越ししたら是非新居に取り入れて欲しい風水をご紹介したいと思います。
風水では引っ越しは「吉」
風水的に見ると引っ越しは「吉」とされています。
風水では古くなったものや不用品をずっと家に置いておくと悪い気が溜まり運気を下げてしまうと考えられています。
引っ越しでは不用品を処分すると思いますが、この古くなったものや不用品を処分する行為が厄落としになるのです。
また、新居にて家具やインテリアを新調したりすると思いますが、新しいものを取り入れることで新鮮なパワーを取り入れ、運気が向上すると考えられています。
思い入れのあるものも多いと思いますが、引っ越しの際は思い切って「断捨離」することをおすすめします。
引っ越しを避けた方が良い方位
風水には吉凶方位(良いとされる方位と良くないとされる方位)があり、これは毎年変わります。
2019年において言えば、「南西」「北東」「南東」の方位への引っ越しは良くないとされています。
とは言え、その方角に引っ越さなければいけない場合もあると思います。
その場合は「方違え」(かたたがえ)という方法で回避することができます。
直接目的地に向かうと方位が悪いので、遠回りになっても別の迂回ルートを使って目的地に行くという方法です。
本来は別の場所で宿泊するのが正しいようですが、忙しい引っ越しの最中にそんな悠長なことをしていられる人はいないと思いますので、方位が気になる方は迂回ルートを使う方法を試されてはと思います。
また、引っ越しの方位が悪い場合は、その土地を守る氏神様にお参りすることで悪い気を払ってもらうことができます。
一番重要なのは「玄関」
風水で一番重要な場所と言っても過言ではないのが「玄関」です。
家の入口である玄関は風水においても「良い運気の入口」となります。
そのため、玄関が暗かったり、汚れていたり、靴や物が散乱していると良い運気が入って来なくなると考えられています。
玄関は特に日頃から綺麗にすることを心がけましょう。
(我が家も気をつけねば…)
玄関の方角は東か南が良いとされていますが、玄関の方角が悪い場合は照明を明るくし、観葉植物や明るい色の玄関マットを置くと良いでしょう。
風水で見る水回りでやってはいけないこと
水回りは風水においてとても重要な場所と言えます。
よく冷蔵庫の扉にマグネットでメモやチラシを貼り付けている人が多いと思いますが、これは風水的にはNGです。
(冷蔵庫の側面に貼るのは大丈夫です。)
冷蔵庫の扉は玄関と同様に運気が入ってくる入口です。
冷蔵庫の扉にメモやチラシを貼るとこの入口が塞がれるため、良い気が入ってこなくなると考えられています。
また、冷蔵庫の上に電子レンジなどの家電製品を置くのも風水的にNGです。
風水では冷蔵庫は「水」を表し、電子レンジは「火」を表します。
「水」と「火」は対立関係にあるため、風水上では良くない組み合わせと言われています。
「水」と「火」の対立関係を防ぐには「木」が良いとされています。
電子レンジと冷蔵庫の間に「木」を挟めば良いのですが、単純に木の板では熱がこもって危険なので、風通しの良い「すのこ」を使うのがおすすめです。
またシンク、お風呂、トイレ、洗面台などの水回りが汚れていると運気を下げてしまいますので、常に綺麗にしておくことで運気が向上します。
寝室の風水
玄関、キッチンに続いて「寝室」は風水の3大重要場所と言われています。
寝室は一日の疲れを癒し、翌日のエネルギーを補充する大切な場所です。
寝室に良い気が満ちていれば質の良い睡眠が取れ、翌日も元気に活動できるでしょう。
しかし、寝室に悪い気が溜まっていると寝ても寝ても疲れが取れず、翌朝も何だか体がだるい、元気が出ないなどの要因になります。
まず寝室で気を付けたいのが「鏡」です。
寝室に鏡が置いてある場合は、寝ている姿が鏡に映り込まないようにしましょう。
昔から鏡には不思議な力が宿るとされていて、寝ている姿が鏡に写ると良い気を吸い取られてしまいます。
次に「照明」です。
寝るときは真っ暗にして寝る派の人と、豆電球をつけて寝る派の人がいると思います。
風水では部屋を真っ暗にしてしまうと、陰の気が入り込んでしまい良い気の吸収が妨げられると考えられています。
寝るときは豆電球や間接照明など、ほんのりと明るい灯りを使うようにすると良いでしょう。
「北枕」は非常に良い
縁起が悪いと言われる「北枕」ですが、風水では北枕は非常に良いとされています。
そもそも北枕が縁起が悪いと言われるのは、お釈迦様が北の方角に頭を向けて入滅したことに由来します。
このことから亡くなった人を北枕にして寝かせる風習が始まり、北枕=縁起が悪いと言われるようになりました。
風水では、西と北が金運アップの方角だと考えられています。
西はお金がやってくる方角、北は財産が貯まる方角とされています。
西側の窓に黄色いカーテンを設置して北枕で寝れば金運がアップする最強の組み合わせですね。
他にも北枕のメリットはあり、地球の磁場(地磁気)が影響していると考えられています。
北枕で寝ると地球の磁場に沿って気の流れが良くなり、ぐっする眠れるなど、体の調子が良くなるというメリットがあります。
風水のポイント
簡単に取り入れられそうな風水をご紹介しましたが、風水のポイントは「明るさ」「掃除」「風通し」です。
明るく綺麗に掃除された場所は良い気が溜まりますし、風通しを良くすると幸運が舞い込むとされています。
逆に掃除を怠り汚れた場所では悪い気が溜まり運気が下がってしまいます。
風水的に良いとされるような部屋は、普通に生活する上でも快適な環境と言えるでしょう。
引っ越し後の新しい生活をより良いものにするために、簡単に取り入れられる風水から初めてみてはいかがでしょうか。
当サイトが皆様の参考になれば幸いです。