引っ越しで新居に引越す際、新しい生活に心が躍りますよね。
せっかく新しい家に引っ越しすのですから、今までの生活より少しでも便利で快適に過ごしたいと誰もが思うのではないでしょうか。
そこでご紹介したいのが、実際に私が実践している生活の裏技(ライフハック)です。
テレビで紹介されているものも多いのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、知らない人には目から鱗な情報です。
使えそうと思ったら是非実践してみてくださいね。
洗濯槽のカビ取りは過炭酸ナトリウム
これは是非皆さんに試して頂きたいです!
洗濯物を干していると衣類にワカメのような黒いゴミが付着しているのに気付いたことはありませんか?
これ、洗濯槽の裏側に繁殖したカビです。
こうなると市販の洗濯槽クリーナーを買ってきてカビ取りをすると思いますが、効果が物足りないと思いませんか?
そこでおすすめしたいのが、過炭酸ナトリウムです。
酸素系漂白剤とも言います。
これを使うともう市販の洗濯槽クリーナーなんて使えなくなりますよ。
洗濯機一杯にお湯を貼って、過炭酸ナトリウムを入れて「洗濯槽洗浄モード」にして回します。
「洗濯槽洗浄モード」が無い場合は洗いのみにして回します。
洗濯槽の大きさによって過炭酸ナトリウムの量は調整が必要ですが、うちは5kgの洗濯槽で250g(3分の1)ぐらい入れています。
※水よりもお湯の方が効果が大きいです。
※給水の蛇口は閉めておき、脱水はしないでください。
これを数回繰り返します。
すると、悲鳴を上げたくなるぐらい汚れが出てきます。
この後、実際に我が家で実践した時の画像を載せますが、かなり閲覧注意です。
いいですか?
見せますよ?
これです!
きゃあぁぁぁぁー!!!
コレハ、アオサノミソシルデスカ?
イイエ、チガイマス!
2~3ヶ月に1回の頻度でやってるのにこんな状態ですよ。
洗濯槽って綺麗に見えても実は裏側がすっごい汚れてるんです。
洗濯機を使ったら蓋を開けっ放しにして洗濯槽を乾燥させるようにしていてもこれですからね…。
湿気の多い梅雨時期などは特にカビが繁殖しやすいので、洗濯槽の裏側は大変なことになっています。
浮いてきた汚れやカビは、アクアリウム用のすくい網などですくい取ってください。
プカプカ浮かぶゴミ取りネットも一緒に入れておくと良いでしょう。
一晩から丸一日、回してはすくい、回してはすくいを繰り返し、汚れが出てこなくなったら脱水し、しっかりと複数回すすぎをしてください。
この後1回目のすすぎ画像を載せますが、これまた閲覧注意です。
よろしいでしょうか?
では参ります。
いやあぁぁぁぁぁ!!!
コレハ、ワカメスープデスカ?
ソ…ソウデス。ワカメスープデス…。
いや~今回はかなり大量でした。。。
汚いし、恥ずかしいですが、洗濯槽ってこんなに汚れてるんだということと、過炭酸ナトリウムのすごさが伝われば幸いです。
これをやると生乾きの嫌な臭いもなくなりますよ。
本当におすすめのお掃除方法なので、皆さんも騙されたと思って是非一度試してみてください。
洗濯機には洗濯ボール
洗濯物を干す時、洗濯物同士が絡まって干しにくい!と思ったことはありませんか?
特に長袖シャツの袖同士が絡まったり、バスタオルが絡まったりして解くのにイライラしますよね。
そんな悩みを一発で解消してくれたのが洗濯ボールです。
洗濯機に洗濯ボールを一緒に入れて洗うだけで洗濯物が絡まないって聞いて、半信半疑で試したらびっくり!
本当に洗濯物が絡まなくなりました!
洗濯機の中で洗濯物と一緒に洗濯ボールが回ることで、衣類が絡むのを防いでくれるのです。
さらには洗剤がしっかり攪拌されることで、汚れ落ちが良くなるという効果もあり、まさに一石二鳥です。
ボールによっては上記効果に加え、毛玉を取ってくれたり、特殊セラミクスが入っていて洗剤が不要というものまであります。
※洗濯ボールはドラム式洗濯機には使用できないものもあるのでよくご確認ください。
100円ショップでも売っているのでお試しあれ!
換気扇にはフィルター
キッチンで料理をすると気化した油で換気扇がベトベトになりますよね。
油汚れに埃も付着するので、換気扇の掃除は非常に大変です。
そこで私はいつも換気扇にフィルターを貼っています。
フィルターは好きな大きさに切って使えますし、汚れたら捨てるだけなのでとっても手入れが簡単です。
レンジフードがついている換気扇なら磁石で止めるだけなので誰でも簡単に実践できますよ。
フィルターをしているだけで換気扇本体はほとんど汚れないので、今までの苦労は何だったんだ?と思いますよ。
キッチンの壁にシート(フィルム)を貼る
換気扇同様、料理をするとキッチンの壁に油が飛び散りベトベトになります。
これを放置すると擦ってもなかなか落ちなくなるので曲者です。
そこで引っ越して来たらまず、キッチンの壁に透明なシート(フィルム)を貼りましょう。
透明なので目立たないですし、霧吹きで壁に水をかけて貼るだけなので簡単に貼れます。
レンガ調などおしゃれなタイプもあります。
退去する時はフィルムを剥がすだけで原状回復できるので、賃貸に住むなら絶対にやっておいたほうがいいですよ!
ガスコンロの下に敷物をする
料理をすると調理器具から零れ落ちた食材がガスコンロの下に落ちたりします。
跳ねた油汚れに埃も付着してかなり不衛生になってしまいます。
これを放置すると汚れが固着して擦っても落ちなくなりますし、ステンレスが錆びてしまいます。
コンロをどかして掃除するものなかなか大変なので手軽にお掃除できるようにカバーを敷いておきましょう。
しかしカバーは紙製なので水濡れには弱いです。
ステンレスを錆びさせないためにも、下にラップを敷いておくと良いですよ!
ガスの元栓をビニール袋で包む
私がコンロ周りで一番汚したくないのはガスの元栓です。
ガスの元栓が油でベトベトになると触るのも嫌ですし、複雑な形をしているので掃除も大変です。
そこでガスの元栓を薄いビニール袋で包んで油汚れからガードしておくと、いつまでもピカピカのままです。
退去時はビニール袋を取るだけでお掃除不要になるのでとっても楽ですよ。
ガス管(ガスホース)にカバーをする
ガス栓同様に、ガス管(ガスホース)も油でベトベトになってしまいます。
ガス管は時間の経過と共に劣化していきますので、汚れたら新しいものに換えればいいのですが、ガスホース用のカバーをしておくと汚れを防ぐことができます。
ホースをアルミホイルで巻くだけでも効果がありますよ。
ガスコンロにカバーをする
キッチンで一番汚れるのはガスコンロです。
跳ねた油のベトベト汚れや拭きこぼれた焦げ付き汚れはなかなか落とせません。
賃貸住宅だとガスコンロは設備や残置物として備え付けのものが置いてあったりしますが、その場合退去時には綺麗にして返却しなければいけません。
この掃除がめちゃくちゃ大変なので、私はガスコンロの周りは完全にガードするようにしています。
ガスコンロはアルミ製などのコンロカバーをしておき、コンロそのものを汚さないようにしておくと退去の時にめちゃくちゃ楽です。
コンロカバーはお使いのコンロの口数や形にあったものが必要になります。
排水口にはアルミボール
排水口は非常に雑菌が繁殖しやすく、小まめに掃除しているつもりでもすぐにヌメヌメしてしまいますよね。
特に夏場は気が付くとドロドロのカビだらけになってしまいます。
こうなるともう触るのも嫌で、見なかったことにしたくなりますね。。。
そこで是非試して欲しいのが、アルミボールです。
丸めたアルミホイルを3~5個、排水口のゴミ受けの中に入れておきます。
騙されたと思ってやってみてください。
これだけで本当に排水口のヌメりがなくなります。
アルミホイルは水に触れると科学反応を起こして金属イオンを出します。
雑菌はこの金属イオンを嫌うので、ヌメリが発生しにくくなるのです。
よく薬剤が入ったヌメリ取りが売られていますが、塩素の臭いがしますし、ステンレスが錆びるので個人的にはおすすめできません。
アルミホイルはピンポン玉ぐらいの大きさで、ふんわりと軽く丸めると良いですよ。
水垢はクエン酸で落とす
お風呂やキッチンなど、水回りの湯垢・水垢の汚れって気になりますよね。
洗剤を付けてこすってもなかなか落ちないですし、研磨剤入りのクレンザーなどはやりすぎると傷になってしまいますし…。
そこで湯垢・水垢汚れにおすすめなのがクエン酸です。
霧吹きに粉末のクエン酸を入れて水で溶かします。
水垢のひどいところにはティッシュペーパーを当ててクエン酸水溶液を吹きかけます。
ティッシュがくっついて湿布の役割を果たしますので、10分~20分置いてから硬めのスポンジなどで擦ってください。
簡単に水垢が落ちます。
水垢汚れは水道水に含まれるカルキ(カルシウム)が原因です。
お風呂の頑固な湯垢はこのカルシウムと石鹸カスなどが一緒に固まったものです。
これらの汚れはアルカリ性なので、酸性のクエン酸で中和することで簡単に落とせるのです。
霧吹きでクエン酸水を噴霧する際は必ずマスクをしてくださいね。
鼻に入るとくしゃみが止まらなくなりますのでw(経験談)
また、洗面器や椅子についた水垢+石鹸カス汚れは固着して、ブラシやスポンジではなかなか落ちない場合があります。
そんな頑固な汚れを落とすのに効果的なのが、「スコッチブライト」という業務用のナイロンたわしです。
錆び落としなどにも使えるので、一家に一枚あると大変便利ですよ。
しつこいカビは片栗粉を使う
お風呂のタイルの目地やコーキングの部分などはカビが繁殖しやすいですね。
カビキラーなど、市販の塩素系漂白剤でも効果は十分ありますが、それでも落としきれない頑固なカビ汚れもあります。
そんな時は塩素系漂白剤に片栗粉を混ぜてカビに塗ります。
※筆やハケを使うと塗りやすいです。
塩素系漂白剤は液体なので、壁などの垂直面ではすぐに垂れ落ちてしまいますが、片栗粉を混ぜて粘度を付けることで垂れ落ちにくくなり、長時間カビに作用します。
また、塗った漂白剤が乾いてしまわないようにラップをして時間を置くとより効果的です。
15分~20分ぐらい放置したら水で洗い流してください。
この時、お湯を使うと片栗粉が固まるので必ず水で洗い流すようにしてください。
お風呂の排水口には「髪の毛くるくるポイ」
お風呂の排水口は定期的に掃除しないと髪の毛が詰まって流れが悪くなったりします。
髪の毛を排水口に流さないようにするのが一番の得策で、色々なアイテムがありますが、その中でも特におすすめなのが「髪の毛くるくるポイ」というアイテムです。
私もこれを使ってみたら便利すぎてやめられなくなりました。
水が渦を巻きながら流れていくので、水流で髪の毛が勝手に丸まってくれるのです。
捨てる時が超簡単です。
他の髪の毛をキャッチしてくれる商品も使ってみましたが、水に押されて排水口からズレたり、捨てる時に髪の毛が残ったりして使いにくかったです。
排水口によっては使えない場合がありますが、ユニットバスならだいたい適合しますので是非使ってみてください!
少し築が古めの物件だとタイル張りの浴室で平べったい銀色の蓋がついている排水溝がありますよね。
例えばこういう感じのお風呂。
↓ ↓ ↓
このタイプの排水溝には残念ながら「髪の毛くるくるポイ」は使えません。
タイル張りのお風呂には「髪の毛とんとんポイ」がおすすめです!
元々ある排水溝の蓋に咬ませて使うので水流でズレたりせず、捨てる時も超簡単です。
窓掃除は中性洗剤
窓掃除をする時、専用のスプレークリーナーを使う人も多いと思いますが、もっと簡単な方法があります。
バケツにたっぷりの水を入れ、そこに台所用の中性洗剤を数滴垂らします。
洗剤を沢山入れると泡立ってしまいますし、拭き取っても洗剤の跡が残るので本当に数滴で大丈夫です。
バケツの水に浸したスポンジかタオルを浸して窓全体を拭きます。
その後、スクイジーという水切りワイパーで水を切って、乾いたタオルで四隅を拭き取るだけで窓がピカピカになります。
これはプロのハウスクリーニング業者がやっている方法と同じです。
最近ではスポンジと水切りワイパーが一緒になった商品も売られていますね。
トイレ掃除は酸性の洗剤
トイレのお掃除は、汚れの種類によって効果的な洗剤が変わります。
便器内はカビが発生しやすい場所でもあり、フチの裏側(水が出る部分)や水たまり部分の黒ずみ汚れなどはカビ汚れです。
カビ汚れであればドメストなどの塩素系の洗剤が効果的ですが、トイレの汚れは基本的にアルカリ性の汚れです。
便器の黄ばみや便器内の水が溜まっている底の部分の汚れなどは、水垢や尿石によるものです。
水垢や尿石、排泄物の汚れはアルカリ性なので、サンポールなどの酸性洗剤が有効です。(クエン酸でも可)
※塩素系の洗剤と酸性の洗剤を同時に使うと有毒ガス(塩素ガス)が発生して大変危険ですので、絶対に同時に使わないようにしてください。
まぜるな危険!洗剤の性質を知っておこう
上記で触れたので、この記事を読まれた方のために念のため説明しておきます。
洗剤には、酸性・中性・アルカリ性があります。
酸性とアルカリ性はpH(ペーハー)という0〜14の値で表されます。
7を中性として、0に近づくほど強い酸性を表し、逆に14に近づくほど強いアルカリ性を表します。
食器などを洗う台所用洗剤は中性で、比較的手にも優しいです。
酸性もアルカリ性もその値が強ければ強いほど「物を溶かす」性質があります。
例えば、お風呂で使う石鹸はアルカリ性で、石鹸をつけて顔や体を洗うのは肌の表面をほんの少し溶かしているのです。
温泉も酸性の温泉とアルカリ性の温泉がありますが、温泉に入るとお肌がスベスベになるのは温泉で肌の表面がわずかに溶けるからです。
汚れの性質によって洗剤を使い分けるとお掃除の効率が格段に上がります。
例えば油汚れは酸化しやすいので、アルカリ性の洗剤を使うとよく落ちます。
水垢やお風呂の石鹸カスなどはアルカリ性なので、酸性の洗剤を使うとよく落ちます。
前振りが長くなりましたが、カビ取りなどに利用する漂白洗剤には塩素系と酸性があります。
カビキラーなどは塩素系漂白剤、サンポールや一部のお風呂洗剤などは酸性洗剤です。
塩素系漂白剤の主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」というもので、酸性洗剤やクエン酸など、酸性の物質が混ざると急激に分解され、塩素ガスという猛毒のガスが発生します。
この塩素ガスを吸い込むと、目や鼻、喉の痛み・呼吸困難・頭痛・めまい・吐き気などの症状を引き起こし、大量に吸い込むと塩素中毒で死に至ります。
過去には塩素系と酸性の洗剤を混ぜてしまい、実際に死亡事故も起きています。
塩素系や酸性の洗剤には「まぜるな危険」という表示がされているのはこのためです。
汚れに応じて洗剤を使い分けるのは非常に賢い方法ですが、くれぐれも塩素系洗剤と酸性洗剤を同時に使わないようご注意ください。
まとめ
私が実践して良かったと思ったものをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
キッチン周りなどの汚れに関しては、壁・換気扇・コンロなどを直接汚さないように保護することが一番簡単です。
また、ついてしまった汚れを落とすには汚れと洗剤の性質を知ることがポイントです。
本格的に家の掃除をしたいとか、換気扇の掃除をしたいけど高くて危険だし自分でやるのはちょっと無理…という方はプロのお掃除業者「おそうじ本舗 」に依頼してみてはいかがでしょうか。
実は私、こういうハウスクリーニング業者で働いたことがあるんですが、リピーターのお客さんがすごく多いんですよ。
お掃除ってかなりの肉体労働ですから、50代以上の女性のお客さんが多かったです
以上、使えそうだなと思ったものは是非実践してみてくださいね。