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【体験談】老朽化した賃貸マンションの立ち退きに遭った話し

更新日:

私は一度だけ住んでいた賃貸マンションの「立ち退き」に遭ったことがあります。

立ち退きなんて滅多にないことのように思えますが、立ち退きを要求する理由は色々なケースがあるので、賃貸物件に住んでいる以上誰にでも起こりうる話しだと思います。

 

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借主(入居者)からすると突然大家さんの都合で「出て行って欲しい」と言われる訳ですし、納得できずに立ち退きたくないと言う人がいればトラブルに発展することも珍しくありません。

この記事では、私の立ち退き体験談をご紹介したいと思います。

物件概要

私が立ち退きに遭った物件は、都内23区のJR沿線で、駅から徒歩4分という好立地にあるマンションでした。

築年数は非常に古く、私が入居した当時で築40年以上経っていたと思います。

築年数の割に部屋の中はとても広くて綺麗でしたし、何より家賃が超破格でした。

その物件は2DKで家賃6万5千円でした。

間取り図はこんな感じです。

近隣の小奇麗なマンションはワンルームでも家賃9万円ぐらいしますし、2DKの相場は軽く10万円を超えます。

玄関のドアが飲食店の裏口みたいなアルミ製だったり、トイレがJapaneseStyleだったり、水圧が異常に低かったりと古いなりの我慢ポイントはありましたが、好立地で部屋は広く、日当たりも抜群だったのでとっても快適な生活が送れていました。

それで家賃が格安でしたから、私はとてもその物件が気に入っていました。

下の写真が実際に私が住んでいた部屋です。

老朽化で立ち退きになるとは思えないほど綺麗でしょ?

 

大家さん

大家さんは高齢のご夫婦で、ご主人はよく共用部分や廊下の掃き掃除をしていました。

マンションは4階建てで、私は最上階の4階に住んでいましたが、1階に大家さんが住んでいました。

通常、家賃の支払いは口座引き落としが一般的ですが「入居者の方とちゃんとコミュニケーションを取りたい」という大家さんの意向があり、その物件は毎月大家さんの家に家賃を手渡しに行かなければいけませんでした。

口座引き落としの方が楽ですし、うっかり支払期限を過ぎてしまうなんてこともないので最初は面倒臭くて嫌でしたが、家賃を持って行くといつも私の体調を気遣ってくれたり、果物をお裾分けしてくれたりと、本当に良くしてくれる大家さんでした。

 

大家さんからの手紙

そのマンションに住んで3年程経ったある日、管理会社から手紙が届いていました。

開けてみると「今まで月々の賃料は大家さんに直接手渡しして頂いておりましたが、今月からは弊社に持って来て頂くようお願いします。あと、大家さんからお手紙も預かっておりますので…」と書かれていました。

嫌な予感がしました。

大家さんご夫婦に何かあったのかな?

そういえば最近大家さん見かけなくなった気がする…。

もしかしたら歳だからもう賃貸やめるとかかな?

色々と不安は積もりましたが、とりあえず大家さんからの手紙を読んでみないと何も分からないので、家賃の支払いと手紙を受け取ってきました。

早速手紙を読んだところ「夫婦共に高齢になり、老朽化の進んだ建物の維持管理に自信が持てなくなったので建物(借地権)を売却しました。」という内容でした。

という事は、所有者(貸主)が変わったのです。

売却先は管理会社ではなく別の不動産会社で、そこからの手紙も入ってました。

手紙によると、やはり1階に住んでいた大家さんは既に転居されていたそうです。

新しい所有者は老朽化したマンションの解体を考えているらしく、翌年の4月末(半年後)までに転居して欲しいと書いてありました。

私の契約期間は翌年の9月まであるし、転居先の相談や転居費用の相談は受けてくれるといったことが書かれていました。

老朽化に伴う立ち退きは貸主都合なので、納得できなければ合意しなければいいだけの話ですが、こうなるのはある程度予想はできていたので、あとはどれだけ「立退料」を出してくれるかだと思います。

 

立ち退くタイミング

立ち退きの勧告をされたのが10月でしたので、立ち退きの期限は翌年の4月末(半年後)までとなります。

半年あればゆっくり物件を探すこともできましたが、私にとってはタイミングが最悪でした。

実は立ち退きの勧告を受けた時に、勤めていた会社の退職が既に決まっていたからです。

有休消化を含めてその年一杯(12月末)で退職することになっていたのですが、転職先はまだ受かるかどうか分からない状況でしたから、最悪翌年に無職になる可能性すらありました。

そうなると入居審査は絶望的です。

どうせ引越すなら受けている会社に受かった後に会社の近くへ引っ越したかったのですが、先走って引っ越して不採用になったら目も当てられません。

とは言え、引越さずに受けていた会社が不採用になって、無職で部屋が借りられなくなるのは一番怖いです。

立ち退き期限の直前に引越す場合、進学や就職、人事異動などで一年の中で引越す人が一番多い2月~3月になります。

引越し業界の繁忙期」ですので、賃貸物件の需要も高く、いい物件は競争率が高くなります。

引越し業者の料金も高くなる時期ですので、直前の引っ越しは避けたいところです。

色々考えた結果、勤めていた会社に籍がある年内に引越すことにしました。

 

新居探し

引越すにあたってはかなり悩みました。

近場で新居を探すとなると元々の家賃相場が高いので、駅から遠くなったり、間取りが狭くなったり、家賃が高くなったりするのは否めません。

思いきって違う土地に行ってみたい気もしましたが、JR沿線はどこも家賃相場が高いですし、地下鉄沿線はJR沿線に比べると駅周辺にお店が少なく、住むにはあまり魅力を感じられませんでした。

賃貸サイトで根気よく探したところ、立ち退きを勧告されたマンションから150mぐらいのところに、1DKのマンションを見つけました。

住所も〇丁目まで同じで番地が変わる程度です。

間取り図はこんな感じです。

築が古めだからなのか家賃も以前より少し安くなるぐらいでした。

こんな好立地でこんな安いマンションを見つけられるなんて奇跡だと思いました。

何より生活基盤を全く変えずに済むのは助かります。

早速内見に行きました。

やや手狭な印象ありましたが、今までが広すぎただけで一人暮らしならこれでも十分広い方です。

内装も綺麗だし、収納も大容量でいい部屋だと思いました。

階段が内階段で狭い、エレベーターなしで4階、目の前に高いマンションがあるので日当たりが悪い、室内に洗濯機置き場がない、というマイナスポイントがありましたが、立地の良さと家賃の安さが決め手となり、この物件を契約しました。

 

 

立退料

立退料は明確な算出方法の基準がなく、大家さんや不動産会社によってかなり違いがあるようですが、傾向的に家賃の6ヶ月分前後が多いようです。

新居が決まったので退去する旨を不動産会社に連絡したところ、大変感謝されました。

丁度立退料の話し合いもまとまったらしく、なんと家賃の10ヶ月分を支払ってくれることになりました。

事前に立退料の相場を調べて6ヶ月分前後だと思っていたので、10ヶ月分も支払ってくれるのは嬉しい誤算でした。

引っ越しはすぐ近くなので自分で運べるものは運びましたが、冷蔵庫や洗濯機などの大きなものは階段4Fから階段4Fなので、引越し業者に頼みました。

距離は150mと目と鼻の先ですし、大きなもの以外は自分達で運んだので、荷物も少なかったですから業者に支払った引越し費用は2万円ぐらいでした。

新居の初期費用は敷金1ヶ月、礼金1ヶ月でしたが、交渉して礼金はなしにしてもらいましたので、思いの外引越し費用も安く済み、立退料が半分以上余りました。

 

 おわりに

人生初の立ち退きに遭い多少の戸惑いはありましたが、新しく所有者となった不動産会社が良心的だったため、立退料もかなり多く支払ってくれましたし、結果的に私は非常に得をしましたから、立ち退きが全て悲観的なことではないと思いました。

ただ残念なことに、立ち退きに伴い引っ越した上記の物件はたった半年で退去しました。

理由は転職が成功し通勤が非常に大変だったことと、日当たりの悪い部屋は予想以上に居心地が良くなかったからです。

やはり引っ越しはタイミングも大切です。

気になるマイナスポイントは少なからずあるものですが、冷静に考えて決めないと住み始めてから不満ばかりが大きくなります。

もう少し立ち退きの時期が遅かったら、無駄に引っ越しして余計なお金を支払う必要はなかったのになぁ…と後悔しましたが、そういう失敗がその後の私の引越しライフや、このサイトの記事に活かせているので、今となっては良かったのかなと思っています。

 

 

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